エムエス熱学工業の品質方針

紙を作る工程で、まだ湿った状態の紙を乾燥するには、ボイラーで作った蒸気をた
くさん使用しますが、少ない蒸気で乾燥するほうが省エネルギーとなります。
この蒸気を効率よく湿紙の乾燥に使用し、省エネルギーを図ることにより、美しい
地球を今のまま私たちの子供や孫たちに手渡す手助けをすることが私たちの仕事と
考えております。
このような考えに立って、私たち「エムエス熱学」はお客様のいろいろなご要望
にお応えして＜紙を乾燥する仕事＞で社会に貢献して参ります。

当社は品質システム審査登録制度（ISO）が発足していち早くその導入に取り組み、
国際標準規格ISO 9001を取得し、抄紙機ドレネージ装置の品質管理を手がけて参
りました。
以来、経営理念として＜お客様のご要望を満足させるドレネージ装置を提供するこ
とにより永続的な発展をする＞ことを掲げ、現在も大小さまざまな抄紙機における
＜紙の乾燥＞について、省エネ改善の提案や生産性の向上に寄与し、国内外の製紙
会社ら厚い信頼を得ております。

当社はドライヤーの中から湿紙の乾燥を見つめて40年になりました。当社が手が
ける「ドレネージ装置」とは、紙を作る機械の中で、紙を乾燥するために使用する
蒸気をドライヤーへ供給し、ドライヤーから凝縮水を排出する装置のことをいいま
す。
一般に「紙」と言っても、身近なティッシュペーパーから段ボール原紙、お札とな
る銀行券など、様々な「紙」があります。これらの紙を作る工程での乾燥部分を手
がけております。